【那珂市】鷲神社の山桜

令和2年4月撮影

茨城県那珂市 鷲神社


参道の右側にウワミズザクラ(上溝桜)※市指定天然記念物

左側にヤマザクラ(山桜)

この逆パターンが小美玉市の竹原神社にあります。

まるで右近左近の配置で植えられており、貴重な風景だと思います。


田の神が宿る木、サ(稲)クラ(座)。これが桜の語源という説があります。 『常陸国風土記』(奈良時代)には、当時の人々が筑波山でお花見をしたという記述があり、山から神様を迎えて田植えをする農耕儀礼がお花見の起源とも言われています。 茨城県の神社にはヤマザクラのご神木が多く、これらはソメイヨシノ(染井吉野)が大流行する以前からの風習で、地域の人々の信仰とヤマザクラの関係を見ることができる貴重な場所です。


天皇陛下即位の礼に斎田点定の儀というものがありますが、これは大嘗祭で供えられるお米の生産地方を選別する儀式です。その中の亀卜占いで使われるのがウワミズザクラの木です。 ウワミズザクラはヤマザクラ同様稲作に関わる桜であり、そういった縁からご神木として神社に植えられてきたと考えられています。 

 令和2年4月撮影

令和2年4月撮影

茨城県の桜

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