【桜随筆011】いわきの桜を制覇したい

いわきWebアワード2010で勝つために、ブログいわき百景の内容を進化させなければならない。

まず考えたことは、季節ごとにあらゆるロケーションの風景を、なるべく王道構図とオリジナル構図で撮り集めることでした。ブログタイトルいわき百景の名に恥じない圧倒的な情報量を目指しました。祭り、イベント、紅葉、夜景、イルミネーション、雪景色。

中でも一番力を入れたのが桜です。前年に巡った三春の滝桜や夜ノ森の桜並木など、福島県には非常に知名度の高い桜名所が点在しています。会津若松城、花見山などもその代表格でしょう。しかし、いわき市にもすばらしい桜名所は無数にある。ブログいわき百景として、いわき市の桜を制覇しなければならないと考えました。

この頃から桜は風景の王様だと感じていました。日本人にとって桜ほど人を感動させる風景はないとさえ思っていました。現地に行かなければわからない情報を付け加えて自分の文章で記事にすることで、インターネット上では特に価値が高まる。検索エンジンの結果も優位となる。このようなことも体感して気が付いていました。

桜並木、一本桜、それらの分類にこだわらず、とにかくいわき市の桜を撮り歩きました。いわき市の春は長いです。いわき市は福島県内で最大の面積、人口を誇る全国でも有数な広域都市です。勿来火力発電所の河津桜からはじまって、沿岸平野部のシダレザクラ、ソメイヨシノ、山間部のエドヒガン、シダレザクラ、そしてヤマザクラ。4月はじめから5月はじめまでの約1ヶ月に渡る撮影行となりました。

観光コンシェルジェ取得をきっかけに学んだあらゆるロケーション、そして昨年知ったいわき市の桜というウェブサイト。それに現地を歩いて知った情報などを重ねました。

新しくしたデジカメも大活躍でした。桜を撮影する上で、太陽の光はストロボと同じ。どの方向からどんな角度でどんな色の光があたるのか。それによって桜がどう写るのか。こういったことを計算しながら現場に行って撮る写真と、ただやみくもに桜名所を回って撮る写真とでは、明らかに結果に大きな差が出ます。桜は動かない。よって天候がまずは大事。そして太陽がどの位置にあるか、どんな色の光なのかは時間帯が鍵。さらに満開なのか五分咲きなのか、これは品種でだいたいの検討が付きます。

最後は運です。後でわかったことですが、平成22年(2010年)はいわき市の桜は当たり年でした。とにかく天気、花付き、すべてが良かったのです。

写真は磐城平藩第5代藩主 江戸幕府老中、安藤信正公。桜田門外の変にて井伊直弼暗殺後の幕政を取り仕切った。

茨城県の桜

常陸国一千年の桜史と平成の桜の記録 茨城一本桜番付 平成春場所の発表