【桜随筆012】海と桜

茨城県小美玉市(旧美野里町)に生まれ育った自分は、海といえば小学生の頃に海水浴や水族館に連れて行ってもらった茨城県大洗町の大洗サンビーチやひたちなか市の阿字ヶ浦海岸でした。海は夏休みにしか目にすることができない特別な場所。水族館の帰りに売店で貝殻の詰め合わせを買ってもらうのが楽しみでした。

社会人になって仕事の転勤で引っ越した地域はいずれも海が近い街でした。子供の頃憧れていた海が間近にある暮らしでしたが、その美しい海を写真に残すことなく過ごしてきたのがこれまででした。

そんな中、ブログいわき百景の更新に夢中になってからは、たくさんの海を撮影しました。風景写真を撮り始めるきっかけとなった場所、いわきマリンタワースカイデッキ。平成22年(2010年)春、その場所から満開の桜を撮影しました。

いわき市には海と桜が同時に楽しめる場所がたくさんありました。三春や会津にはない、浜通りのいわき市ならではの桜風景、これこそいわきの桜の象徴だと思いました。

小名浜古湊の富ヶ浦公園からは桜と松、そして小名浜港を望む景色。


小名浜臨海工業団地、東緑地公園からは、桜を愛でながら天然記念物「照島」を望む絶景。

「吹く風を なこその関と思えども 道も狭に散る 山桜かな」

八幡太郎こと源義家の和歌が有名な勿来の関跡公園では、山桜と海の情景。

茨城県の桜

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