【桜随筆016】幻想灯夜、桜の写真提供

 いわきWebアワード2009(平成21年)、2010(平成22年)と2年連続ブログ賞受賞という結果は、「ブログいわき百景」の知名度向上に大きく影響しました。地元新聞社であるいわき民報さんの情報誌『JUNCTION』で活動内容を取り上げていただいたり、いわき観光まちづくりビューローさん発行の『いわき彩発見ナビ2010夏号』に写真を提供したりと、ブログ掲載画像の素材提供という新しい試みがスタートしました。その中でも大きな基点となったのが、いわき地区商工会広域連携協議会が行っている「ふるさと産品販路拡大推進事業」でのイベント時に配布する『幻想灯夜~光が織りなすいわきの美』というパンフレットへの写真提供でした。このパンフレットは原宿表参道で大量に配布されるとのことでした。提供した写真は「小川諏訪神社の枝垂れ桜ライトアップ」や「いわき回転櫓盆踊り大会」など、故郷の明かりをテーマにしたものを数点。特に小川諏訪神社の枝垂れ桜ライトアップ写真は、その中で大きな存在感を発揮してくれました。コンパクトデジカメでの撮影とはいえ、自分にとってはじめて桜を撮影した思い入れの強い1枚。それがこのような形でパンフレットに載せていただいて、たくさんの方々に見ていただける。自分のような素人が撮影した写真が、このような場で使っていただけるんだ。その事実に驚きました。いわき百景の活動理念は「PRIDE OF IWAKI~いわきの誇り」。写真素材の提供は、ブログ活動の幅を広げる意味で大きな可能性を感じました。まさにいわき百景の理念にぴったりです。もっと美しく、もっとたくさんの風景を集めよう。そしてそれをどんどん世の中に出していく。個人でも情報発信ができる時代。サラリーマンの趣味がこの世界でどこまでやれるのか、考えただけで面白くなってきました。

茨城県の桜

常陸国一千三百年の桜史と平成の桜の記録 茨城一本桜番付 平成春場所の発表