【かすみがうら市】吉田家の八重桜

令和4年4月撮影

写真提供:定松園・小松﨑定男さん(かすみがうら市)

茨城県かすみがうら市


茨城新聞の「ワイドひろば」 令和4年3月のテーマは「桜」 

寄稿のひとつが気になりました。 


「正しく生きよ」桜が家族励ます かすみがうら市 吉田智美(63歳)  

「桜の樹の下には屍体が埋まっている」と書いたのは、梶井基次郎でした。庭に桜の木を植えるのは縁起が悪いという言い伝えを聞いたこともあります。わが家の桜は、誰がいつどんな思いで植えたのでしょうか。それともたまたまこぼれた一粒の種から発芽し、とてつもなく長い歳月をかけて巨木となったのでしょうか。今となっては知るよしもありません。  わが家の庭にある1本の桜。花びらが濃いピンク色の八重桜で、ソメイヨシノの満開から遅れること2週間ほどで花を開きます。5年前に86歳で亡くなった父が、「自分が子供のころ、既に今くらいの大きさだった」と生前話していたので、樹齢は100年を超えているかもしれません。  勢いにやや陰りが見えるものの、毎年懸命に見事な花を咲かせるわが家の桜は、「強く生きよ」と私たち家族を励ましてくれているかのようです。その桜に恥じない生き方をしたい。満開の桜を見上げるたびにそう思います。


かすみがうら市に樹齢100年(かもしれない)八重桜が!お話の通りなら、茨城県では相当貴重な八重桜となります。八重桜で樹齢100年は茨城県では見たことがありません。

定松園小松﨑樹木医が吉田様宅に訪問されて、撮影のご承諾をいただきました。

幹周りは2.5mだったそうです。

令和4年4月撮影

令和4年4月撮影

令和4年4月撮影

写真提供:定松園・小松﨑定男さん(かすみがうら市)

令和4年4月撮影

写真提供:定松園・小松﨑定男さん(かすみがうら市) 

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