【小美玉市】遠州池の桜
平成30年3月撮影
写真提供:坂野しげ子
茨城県小美玉市
白鳥飛来地として有名な遠州池。
寛文6年(1666年)灌漑用水用の溜池として蒔田与左右衛門によって造成されたのがはじまりだそうです。
釣り場公認の池としても有名で一年中釣り人がいます。
池を囲む桜。紅色が強い陽光(ヨウコウ)です。
平成30年3月撮影
写真提供:坂野しげ子
陽光とは、天城吉野(アマギヨシノ)と寒緋桜(カンヒザクラ)を交配させて作られた園芸品種。
寒緋桜の遺伝なので濃い紅色と垂れ下がるように咲く花びらが特徴的。
天城吉野は江戸彼岸(エドヒガン)と染井吉野(ソメイヨシノ)を親とする園芸品種ですが、桜って奥が深いですね。
平成30年3月撮影
写真提供:坂野しげ子
太陽に照らされて輝く、まさに陽光。
青空に映えます。
平成30年3月撮影
写真提供:坂野しげ子
平成30年3月撮影
写真提供:坂野しげ子
陽光の方が早く満開を迎えるので、染井吉野はまだ五分咲きです。
同じく白鳥飛来地として有名な近くの池花池も陽光と染井吉野の組み合わせで桜が植えられています。
この陽光は現在の小美玉市長が美野里町時代に各区に配布した苗木が育ったものと思われます。
平成31年4月撮影
写真提供:坂野しげ子
陽光が見頃になった後満開になる染井吉野。
平成31年4月撮影
写真提供:坂野しげ子
遠州池からは筑波山も見えます。
平成31年4月撮影
写真提供:坂野しげ子
平成31年4月撮影
写真提供:坂野しげ子
そして遠州池で最後に見頃となるのが紅枝垂れ桜(ベニシダレザクラ)です。
染井吉野一辺倒だった時代から、様々な園芸品種が植えられるようになった近年。
遠州池でも長くお花が楽しめるようになりました。
平成31年4月撮影
令和3年3月撮影
写真提供:坂野しげ子
令和3年3月撮影
写真提供:坂野しげ子
0コメント