【小美玉市】経塚と桜

小美玉市与沢の史跡「経塚」に古い桜があると知って訪ねてみました。 

小美玉市のWEBサイトに記載されている内容は以下の通りです。 

「与沢に所在し、今は桜の老木とその根本に塚が残っている。言い伝えによると、昔、与沢の住人長島喜八の妻が、難産のため亡くなり成仏できず毎夜亡霊となり現れるので、親鸞聖人往来のときお願いをし、浄土三部妙典を小石に書きこの塚に埋めたところ、亡霊は現れなくなった伝えられている」 ※小美玉市WEBサイト(桜の写真あり)

 http://www.city.omitama.lg.jp/0032/info-0000001496-1.html 


調べてみますと、親鸞は稲田(笠間市稲田西念寺)から鹿島神宮へ参拝に行く途中だったとされています。 

経塚の場所がわからなかったので、同じく親鸞の伝説が残る近くの「喜八阿弥陀堂」を訪ねました。

この阿弥陀堂は、親鸞に助けられた長島喜八が親鸞への感謝を込めて建てたといわれてます。

喜八阿弥陀堂がある長島家には親鸞が描いたとされる「親鸞直筆絵画(県指定重要文化財)」が家宝として伝わっています。  

長島家のご主人に経塚の場所をお聞きしましたら、桜は約5年前に枯れてしまったとのことでした。 幹の根元や残骸、もしくはひこばえなどが出てないかと現地に行ってみましたが、写真の通り焦げた幹らしきものがわずかに残るのみでした。 

小美玉市のページにある昔の写真と比較してみても、案内板の右奥の低くなっている場所が経塚であり、ここに桜の巨樹があったようです。 桜の品種まではわかりませんでしたが、おそらくヤマザクラだったのではないでしょうか。 

わずか5年遅かった。 親鸞聖人ゆかりともいえる老桜を見ることができず残念です。 


訪問:平成30年1月 

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