【大子町】八龍神社の桜

樹種:桜

幹周:2.1m

樹齢:300年

樹長:10m

所在:久慈郡大子町上岡 村社八龍神社境内

由緒:口碑伝説なく、幹周りも太いものではないが、石垣の横腹から飛び出してアーチ型をなし樹端は地に接して居る、形態臥龍に似て奇、かつ老齢であるから収録した。

『茨城縣巨樹老木誌 上巻』(関右馬允・昭和11年)


茨城県伝説の名桜を訪ねる。

大子町には桜の巨樹が数多く点在していますが、八龍神社に古い桜があったことはあまり知られていません。

平成30年7月、調査で訪問しました。

岐阜県飛騨高山の臥龍桜のごとく、八龍神社に伏せて咲く老桜。 

それはこの倒れた巨樹のことでしょうか? 

それともこちらの切株でしょうか。石垣の横腹から飛び出していると書かれてますので、このどちらかではないかと推測します。

『茨城懸巨樹老木誌』が発行されたのは昭和11年で、おそらく著者の関右馬允さんが訪れたのは大正末期か昭和初期です。よって約100年が経過しており、臥龍に例えられた老桜がどこにあったのか、決定的な確証は得られませんでした。地元の古老に聞き込み調査をしたいと思います。

歴史を感じる鳥居。

神門には社額と梁の上の力士。

拝殿。

右が本殿、左が金毘羅大権現。

稲荷大明神。

撮影:平成28年 上岡の江戸彼岸桜と八龍神社の山車

通常は5年おきに行われる例祭。しかしこの年の山車の出社は10年ぶりだったそうで、貴重な写真となりました。龍の彫刻が素晴らしい山車ですね。

同じく上岡地区の十二所神社からも山車が出て合流したようです。

桜が満開の中での春の例祭。さぞ盛り上がったことでしょう。

茨城県の桜

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