【大子町】外大野の枝垂れ桜

平成26年4月撮影

茨城県久慈郡大子町

樹齢300年

幹周4m

県指定天然記念物


茨城県のシダレザクラを代表する名桜。

別名、下大倉の桜。徳川光圀公お手植えの桜と伝わっています。

毎年さくらまつりが行われ、地域の方々の歓迎ムードがありがたいです。急な斜面ですが、桜を囲んで一周できるように遊歩道が整備されています。

平成10年に「桜を守る会」が結成され、大切に保護管理されているそうです。

代継ぎの想定もしているのでしょう。すぐ近くに子孫樹が育てられております。


茨城県における推定樹齢数百年のシダレザクラは、大半を寺院や墓地で観ることができます。

これは「仏教と彼岸桜」、または「瓔珞、天蓋に例えるシダレザクラ」のように、宗教観による植え分け(※1)からきているものだと想定できますが、ここ外大野のシダレザクラは、そのような仏教関連の史実が残っているのかわかりません。徳川光圀公が関係しているとなると、何もないところにシダレザクラをお手植えされることはまずありえないと思います。光圀公は県内ですと常陸太田市や那珂市、水戸市などにシダレザクラのお手植え伝承が残っていますが、それらは全て仏教寺院、もしくは寺院の跡地です。

※1 神道=ヤマザクラ、仏教=ヒガンザクラ、儒教=梅。宗教観による植え分けが見てとれる茨城県の古木。

平成26年4月撮影

平成26年4月撮影

平成26年4月撮影

平成26年4月撮影

平成26年4月撮影

下に子孫樹が写っています。

平成28年4月撮影

水戸桜川千本桜プロジェクト

「水戸藩桜物語、県北一本桜バスツアー」にて

平成31年4月撮影

平成31年4月撮影

平成31年4月撮影

平成31年4月撮影

写真提供:安齋智宏さん(日立市)

天の川と桜、安齋さんの素晴らしい作品です。

茨城県の桜

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