【常陸大宮市】照願寺の見返り桜

平成25年4月撮影

常陸大宮市 照願寺

樹齢300年

市指定天然記念物


親鸞(しんらん)見返りの桜といわれている名桜で、もともとは別の場所にお寺があって、そちらからにあった時の伝承です。

この桜は徳川光圀公が現在地に移植したと伝わっており、現在のものは樹齢300年で2代目。

親鸞が最初に訪れた時にはまだ咲いていませんでしたが、翌日訪れると見事に満開になっていて、親鸞はお寺を去る時に桜を何度も振り返りながら念仏を唱え続けたといわれています。

以前はもっと多くの枝がありましたが、近年衰退しています。

写真家小林隆さんの写真集『関東の桜』に以前の見事な姿が掲載されています。

平成25年4月撮影

平成25年4月撮影

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