【日立市】大甕神社の山桜

令和4年4月撮影

茨城県日立市 大甕神社


境内にはヤマザクラが何本かあり、神社の歴史を感じます。中でもこの拝殿前のものが樹齢300年といわれています。これは、元々は現在の「古宮跡」に本殿があったものを、元禄八年徳川光圀公の命により甕星香々背男の磐座、宿魂石の上に遷座されてから300年が経過しているからだと思われます。

根元から二股に分かれた幹でしたが、一方は枯損しており現在はありません。つまり以前はもっと樹観が大きかったでしょう。

大甕神社にはもう一本、珍しい桜「ねばり桜」がありますが、そちらは別記事で紹介しています。

令和4年4月撮影


平成25年4月撮影

平成25年4月撮影

ヤマザクラは開花と同時に若葉が芽吹くのが特徴。大甕神社のヤマザクラは樺色の若葉が美しい古木です。

平成25年4月撮影

平成25年4月撮影

平成25年4月撮影

平成31年4月撮影

平成31年4月撮影

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