【桜川市】雨引山の山桜
令和2年4月撮影
茨城県桜川市 雨引山
筑波連山の北部を形成する雨引山。 中腹に1400年の歴史があるお寺、雨引観音(楽法寺)があります。 境内のソメイヨシノ(染井吉野)やカワヅザクラ(河津桜)が有名な桜名所ですが、ソメイヨシノが植えられる前はヤマザクラ(ヤマザクラ)が有名な山で大正時代、三好学博士も桜の調査で訪れています。
現在も山全体にはたくさんのヤマザクラが咲き誇ります。
また、雨引観音には樹齢1000年といわれたシダレザクラ「五行の桜」がありました。
筑波連山はとても深い桜の歴史が眠っています。 遠くの山に咲く天然の山桜を愛でる「遠山桜(とおやまざくら)」という観桜。 これぞ花見の原点であり、茨城県の山は里に近く、古くから田植えや種まき時期の目安にもなってきたと考えられます。
令和2年4月撮影
令和2年4月撮影
こちらは北西側。ヤマザクラがたくさん群生しています。
令和2年4月撮影
令和2年3月撮影
雨引山が雪化粧となりました。
平成31年4月撮影
平成30年4月撮影
令和3年4月撮影
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