【土浦市】神宮寺の枝垂れ桜

平成31年4月撮影

茨城県土浦市 神宮寺


神宮寺とは神仏習合時代に創建された例が多いようで、神社に付属させて建てられたお寺です。

このあたりは「藤沢城」があったとされている場所です。


※令和元年の台風で山門側に倒れてしまい、幹を残して伐採されました。当記事掲載の写真は現在の樹観とは大きく異なります。

平成31年4月撮影

平成31年4月撮影

平成26年4月撮影


この神社とお寺の関係は桜においても非常に興味深い事例があります。

神社は日本古来の信仰である神道。

お寺は中国から伝来した仏教です。

神仏習合(しんぶつしゅうごう)とは、この神様と仏様を融合させてひとつの信仰とした現象をいいます。

茨城県の桜の古木を訪ねてまわると、神社にはヤマザクラ、お寺にはシダレザクラの古木が多くみられます。

この植え分けは、神様と仏様をきちんと分けて信仰していきましょうという「神仏分離」という意図が感じられます。

もちろん一部例外はありますが、茨城県においてこのヤマザクラとシダレザクラの植え分けは、非常に顕著であり、江戸時代初期、徳川光圀公によって進められた「神仏分離政策」の影響も大きいのではないでしょうか。

徳川光圀公をはじめ水戸の思想は、神道=山桜、儒教=梅です。

偕楽園、弘道館の構成を見てもそのことははっきりしており、仏教=糸桜(シダレザクラ)という考えが古くからあったものと推測できます。

平成26年4月撮影

平成26年4月撮影

平成26年4月撮影

平成26年4月撮影

如意輪観音と枝垂れ桜

平成26年4月撮影





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