【香取市】香取神宮の黄門桜

千葉県香取市 香取神宮


楼門の右側に咲く古木。

貞亭元年(1684年)に水戸光圀公が参宮の折に、 御手植えで奉納したといわれています。

品種はオオシマザクラかもしれません(未確認)

現在は初代が枯れてひこばえにより再生した姿といわれています。


本殿の後ろには末社「櫻大刀自神社(御祭神 木花咲耶姫命)」や鹿苑の近くに「桜の馬場」があります。

明治以前に「神宮」の称号を与えられていたのは伊勢、香取、鹿島のみであり、その威厳は計り知れません。

幕末には水戸藩第9代藩主徳川斉昭公が参拝し、「恵ある風にしられていちじるし 香取の宮の花の盛りは」 という和歌を詠んでいます。

訪問したのが花の終わり気味でしたので、しっかり確認できたわけではありませんが、オオシマザクラのような花と葉です。

神池に散った花びら。

表参道のヤマザクラが満開でした。


平成28年撮影


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