【鎌倉市】瑞泉寺の冬桜
神奈川県鎌倉市 瑞泉寺
冬桜
市指定天然記念物
徳川光圀公お手植えの桜
平成30年12月、開花している冬桜を観ることができました。
水戸黄門こと徳川光圀公は、諸国漫遊で有名ですが、実際にはここ鎌倉や栃木県日光東照宮までしか行っておりません。(光圀公自身の意志で行った旅はこの鎌倉旅行のみ)
『大日本史』という日本の歴史を集約した本を編さんしていた過程で、全国へ使者を派遣して調査していたことが、後の講談『水戸黄門漫遊記』というアイデアにつながったといわれています。
延宝元年(1673年)4月、徳川光圀公は、水戸藩内の巡検から江戸へ帰る際、潮来市経由で千葉県を経て船で鎌倉へ向かいました。鎌倉では英勝院の墓所であった英勝寺を拠点に名所旧跡を訪ね、17日間の旅を経て同年5月に江戸へ帰ったそうです。
光圀公は鎌倉旅行を楽しみ、『新編鎌倉志』を編さんしました。
元の桜は枯れており、現在はひこばえが成長したものです。
平成30年撮影
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