【講演】常陸国一千三百年の桜史

令和元年8月11日(日)11:00~15:30

龍ケ崎市の流通経済大学 澤村記念館で、「源氏物語」を楽しむ会(会員60名)の皆様に向けて、桜の講演を行いました。

こちらの会は16年の歴史があるそうで、本日の参加は40名ほどとのこと。 

お誘いいただいてありがとうございます。

今日は源氏物語の先生の誕生日ということで、桜の花びらと金粉をあしらった、会員様手作りの和菓子が出てきました。 なんとこれに命名してくださいとお願いされまして。 これはまさしく「謡曲桜川で狂女が花びらを掬う場面」ということで「桜川」と命名しました。 

前半60分は常陸国(茨城県)の桜史説明。 後半30分はベストセレクション桜写真スライド上映。

配布資料は桜番付や稲葉先生の「桜川という文化基盤」や「相関図」 

 

古典に詳しい方々を前に非常に恐縮でしたが、日頃稲葉先生から学んでいる桜史の紹介をいつも通りのペースでやらせてもらいました。 

プロジェクターと100インチスクリーンは私の持ち込みで、講演も交通費も完全無料です。 私の活動で謝礼金はいただきません。 

講演料の代わりに、昼食をご馳走になりました。 

源氏物語の先生から、伊賀市上野名物「紅梅屋のさまざま桜」の差し入れ。 

さまざまの事 おもひ出す 桜かな(松尾芭蕉) 

桜づくしの幸せな一日です。  

午後からは先生の講義を受けました。紫式部のことばを使って、「ありたき人」の条件は・・・

千年前と現代の理想の女性像について、みんなで発表しあうという内容でした。

また、会員の皆様との交流もできて、色々勉強になりました。

すばらしい市民活動グループ 「源氏物語」を楽しむ会

流通経済大学 龍ケ崎キャンパス 澤村記念館

茨城県の桜

常陸国一千三百年の桜史と平成の桜の記録 茨城一本桜番付 平成春場所の発表