【講演】オープン・アトリエ陶の里

第10回オープン・アトリエ陶の里

上記イベントの中で
9/22(日)14:00~16:00に「陶の里 風の窯」で桜の講演会を開催しました。

茨城県内600ヶ所以上の名桜を取材撮影してきた「水戸桜川千本桜プロジェクト幹事、坂野秀司」による講演です。

桜の写真ギャラリーがお出迎え。陶芸工房を会場に、茨城県の桜写真パネルの展示が実現しました。

ウエルカムミュージックは、風の窯新井先生の真空管アンプで奏でるエドワード・エルガーのチェロ協奏曲。
なんて美しいひとときなんでしょうか。

会場はまさに窯のある工房内です。

ゲスト講師に水戸桜川千本桜プロジェクト代表の稲葉先生。

講演の前半は稲葉先生による茨城県、水戸藩の桜史講話です。

茨城県の桜の話が陶芸とどんな関係があるのか、桜川のお話は茶道、茶器の世界にまで到達します。桜川釜、七面焼など。

圧巻の桜史講話、感動の声を上げるお客様多数。
いつもながら引き込まれる先生の講話に録画していなかったことを後悔しました。

後半は風の窯新井先生との山桜の縁、昭和版桜番付の縁、桜ノ牧のヤマザクラとの縁などをお話しながら、8年間で撮りためた茨城県の名桜写真をバッハの無伴奏チェロ組曲の旋律にのせて上映しました。

クライマックスは、新井先生が撮りためた笠間市南指原のヤマザクラ8年分の写真で締めくくりました。


桜とは不思議なもので、なにか引力が働くのでしょうか、このような不思議な出会いはよく起こるのです。

新井先生との桜の縁については、【笠間市】南指原の山桜の記事内で詳しく触れています。

新井先生の作品である数々の器。

来場者限定で配布した資料。


水戸桜川千本桜プロジェクトのメンバーや、桜川市からも地域おこし協力隊の大川さんをはじめ3人でお越し下さいました。  

新井先生、関係者の皆さま、ご来場の皆さま、改めてありがとうございました。
引き続き茨城県の桜をよろしくお願いします。

徳島県出身の新井先生からいただいたすだち。

家族で美味しくいただきました。


オープン・アトリエ陶の里とは

茨城県笠間市手越地区にある「陶の里」の6つの工房を一般公開する毎年恒例のイベントです。

茨城県の桜

常陸国一千三百年の桜史と平成の桜の記録 茨城一本桜番付 平成春場所の発表