【笠間市】八坂神社の枝垂れ桜

平成31年4月撮影

茨城県笠間市 八坂神社


推定樹齢400年といわれる笠間市最古のシダレザクラ。

神主さんにお話を伺いました。

毎年どこかしらの枝が折れているそうで、あと何年持つだろうかと心配されてました。

中央上部の枝は東日本大震災の時に折れたそうです。

昔は桜を取り囲む柵はありませんでしたが、桜が傷んできた時樹木医さんに相談して柵を設けたとのこと。幹の中は空洞化しており、昔はその中に子供が入れたそうです。

掘って調べてみたら根は鳥居近くまで広がっているそうで、以前は何も考えずに桜の周りを踏み固めていたのだとか。


折れた枝の裏側は朽ちて土になりつつあります。そこに別な木が寄生して宿り木となっていました。

隣には樹齢200年のシダレザクラがあります。

また、鳥居付近にヤマザクラと、西側斜面にソメイヨシノが植えられています。

平成30年には珍しくこれら3つの品種の桜が同時に満開になったそうで、神主さんの記憶でははじめてのことだったそうです。

ライトアップすべきかどうか、枝の除伐のやり方、ひこばえや後継樹の重要性など、様々な課題についてお話ができました。

平成31年4月撮影

平成28年4月撮影

令和2年3月撮影


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