【常陸太田市】お薬師様の枝垂れ桜
令和2年4月撮影
茨城県常陸太田市
幹周2.7m
樹高10m
樹齢350年
その昔永明寺があったとされる後に、今は、小さな薬師堂が奉られている。そばには小さな池があり、その湧き水は昔から眼病に効くと言われている。そのお堂のすぐ隣に、エドヒガンの変種である古いシダレザクラが立っている。老齢のせいか根元より1m位の所がかなり腐っているが、付近の人たちが手入れをしているかいがあって花の咲きは良いという。
『里美の巨樹・古木』(里美村教育委員会・平成12年)
『里美地区見立て観光名所番付』(里美地区番付編成会議・平成27年)の巨樹・老木部門で、東前頭筆頭に「薬師堂のしだれ桜」と掲載されているシダレザクラの古木。
満開時期が遅いことと花の具合から、純粋なエドヒガンシダレザクラではなく、ヤマザクラの血が入ったシダレザクラだと思います。
この場所は昔永明寺というお寺があったそうです。
桜の根元の泉の湧き水は眼病に効くという伝承がありますが、これは常陸六井に代表される、茨城県内各地に残る泉でよく耳にする話です。
令和2年4月撮影
令和2年4月撮影
令和2年4月撮影
令和2年4月撮影
令和2年4月撮影
桜の根元には泉が湧き出ています。
令和2年4月撮影
泉には鯉が泳いでいます。
令和2年4月撮影
令和2年4月撮影
令和2年4月撮影
平成30年4月撮影
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