【鹿嶋市】鹿島神宮の鎌足桜

平成31年4月撮影

茨城県鹿嶋市 鹿島神宮


鎌足桜(カマタリザクラ)は、飛鳥時代に大化の改新で出世した中臣鎌足(なかとみのかまたり)(※藤原鎌足)ゆかりの桜です。

常陸国鹿島から来た中臣鎌足が木更津の高蔵寺に参拝した際に持っていた桜の枝が根付いて成長したといわれており、現在は旧家で保存されていた祖株から京都の佐野藤右衛門さんに苗木の育成をお願いして、高蔵寺をはじめ市内各地に植えられているようです。

また市の天然記念物にも指定されており、鎌足桜保存会が大切に管理されています。

この保存会によって鹿島神宮に苗木が寄贈されました。

最近はバイオ技術を用いた挿し木によってたくさんの苗木が作られて全国の鎌足ゆかりの地に展開しているようです。

平成31年4月撮影

平成31年4月撮影

平成31年4月撮影

令和4年4月撮影

一本は枯れてしまったようでありませんでした。


鎌足桜保存会の活動はすばらしく、茨城県の桜において非常に参考になると思いました。

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