【桜川市】御領天神旗桜
御領天神旗櫻(ごりょうてんじんのはたざくら)
旗櫻 幹周:四米〇三(一三尺三)
樹高:二五米
樹齢:二〇〇年
由緒:此の土地は御領天神の祭典に使用さるる由で、傍に十二尺四寸と十一尺六寸の二股の老櫻がある。
『茨城懸巨樹老木誌』(関右馬允・昭和15年)
集落西方の地、御領とは国や幕府の直支配のことであり、この地内には古くから天満宮が祭られ、春の天神祭りには着飾ったお針娘たちで、昔は相当なにぎわいであったと伝えられる。
そして境内には、約三十年前までは、それは見事な山桜の巨樹があって、遠くからも眺められたということである。
『いわせものがたり』(古山孝・昭和63年)
関右馬允さんによって約100年前の姿が写真で記録されている巨桜。その後継樹を追ってみました。別記事に「御領天神山桜」として掲載しています。
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