桜花観・観桜の目あて

一本桜(いっぽんざくら)

古来からある観桜・孤高の一本桜と対峙する

群 桜(ぐんおう)

磯部桜川に代表される桜の集積地・花を浴びる

桜並木・桜堤(さくらなみき・さくらづつみ)

列を成して咲く桜を歩いて愛でる

遠山桜(とおやまのさくら)

遠くの峰に咲き揃う山桜を遠景で愛でる

遠近桜(をちこちのさくら)

間近の桜と遠山桜を同時に愛でる

庭前桜(にわさきのさくら)

寺院や名家の庭園とともに愛でる

墓守桜(はかもりのさくら)

慈しみの心・苗代桜としても・郷土の原風景に浸る

寿ぐ桜(ことほぐさくら)

桜川由来・祝う心持ちで花を間近で愛でる

万朶桜(ばんだのさくら)

白雲のように浮かぶ満開の花を仰ぎ見る

桜=日本人の清らかな心の象徴とした水戸発祥の桜花観


※監修 水戸桜川日本花の会(水戸桜川千本桜プロジェクト)


里に植えられてきた構造

神(天皇)=神道=神社=ご神木=依り代=山桜

稲(サ)の神が宿る座(クラ)=サクラ  

昔は山の桜の開花が種まき、苗代(なわしろ)の目安となりました。暦や温度計がない時代です。お米の収穫は生きてく上で最も重要なことであり、霜が降りて苗が全滅することは死活問題でした。山桜はまさに苗代の時期を教えてくれる神様そのものだったのです。古来からの山の神様への信仰、古事記・日本書紀のコノハナノサクヤヒメ、日本人の心の象徴、道しるべ権威の象徴、鬼門避け。

仏=仏教=寺院=仏の威光=天蓋・瓔珞=奇瑞の花=しだれ桜(彼岸桜)

彼岸に咲くので寺院に奉納された。瓔珞に見立てた植樹。慈しみの心。檀家・権力者などが苗木を寄贈、威光の献木、里の桜は名木を中心に広まる、同じ地域に密集する。


名前からわかる桜の特徴、植えられた意図、愛でられてきた意味(茨城県)

桜川11品種 桜川匂、樺匂、梅鉢桜、白雲桜、薄毛桜、初見桜、初重桜、源氏桜、大和桜、青毛桜、青桜

種蒔桜、苗代桜、田植桜、芋植桜、神前桜、御前桜、馬場桜、左近桜、右近桜、九重桜、息長桜、氏神桜、神雷桜、宮桜、万朶桜、龍神桜、墓守桜、五行桜、不動桜、観音桜、地蔵桜、称名桜、妙法桜、名号桜、慈雲桜、見返桜、殿桜、天狗枝垂桜、石割桜、石裂桜、石噛桜、丹尺桜、墨染桜、若木桜、糸桜、枝垂桜、旗桜、奇桜、誉れ桜、夫婦桜、相生桜、宿り桜、願い桜、小町桜、鎌足桜、黄門桜、御手植桜、姫桜、姫垂桜、高尾桜、東雄桜、はせ桜、八雲桜、祐天桜、記念桜、ねばり桜、権現桜、早桜、遅桜、匂桜、里桜、八重桜、牡丹桜、大山桜、紅山桜、二季咲桜、四季桜、藪桜、宮澤桜、源八桜、瑞桜(ずいおう)磯部三大桜、磯部百色桜、八房桜、大桜、千貫桜、百年桜、千年桜、千本桜、二本桜、三姉妹桜、五代桜、五色桜、闇夜桜、世継桜、回心桜、天空桜、眺望大桜、弁天桜、毘沙門桜、福禄寿桜、寿老桜、大黒桜、白妙桜、翁桜、銀命桜、美肌桜


※ヤマザクラ、カスミザクラ、ヤエザクラのほとんどは開花と同時に赤や緑、茶色、黄色の葉芽が出ます。ソメイヨシノやシダレザクラは開花時に葉芽は出ません。日本全国の里の桜の8割がソメイヨシノと言われる現代では、葉芽が出ていると葉桜と勘違いされるケースが後を絶ちませんが、ヤマザクラを見る際にはこの葉芽の風情を大事にしてください。ヤマザクラは実生から育つため一本ずつ遺伝子が異なります。それにより開花時期や、花や葉芽の色、形状が異なることも魅力のひとつです。遠山桜を彩る赤い木々は、ヤマザクラの花が散り、赤芽の葉が展開している風景です。


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